米サウスウエスト航空、早期退職と一時帰休を提示

［１日　ロイター］ - 新型コロナウイルスによる航空需要減の急回復が望めない中、米サウスウエスト航空<LUV.N>は１日、従業員に早期退職割増金と有給の一時帰休を提示した。社内文書をロイターが入手した。

サウスウエストは創業以来４９年間レイオフを実施してこなかった。だが文書は多くの分野で人員の余剰が生じていると指摘した。

大半の従業員に最低６カ月間の一時帰休を提示。この間パイロットには通常の給料の６１％、それ以外は５０％が支払われる。「業務上の必要が生じたら予定より早く呼び戻すこともある」としている。

早期退職金は勤続１０年以上の従業員には給料の１年分、パイロットは今後５年間か６５歳に達するまで平均給料のおよそ３分の２が支払われる。

コメント

注目のコメント

• 根来 龍之

  名古屋商科大学ビジネススクール、大学院大学 至善館 教授（Professor)

  ・2020年06月02日

  49年間レイオフをしてこなかったサウスウェストがついに、、、。
  金銭条件は手厚いが、伝説の終焉は残念。
  
  「早期退職金は勤続１０年以上の従業員には給料の１年分、パイロットは今後５年間か６５歳に達するまで平均給料のおよそ３分の２が支払われる。」
• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2020年06月02日

  サウスウエスト航空のレイオフの話は確かにあまり聞いたことがないですが、移動需要自体の減少と公衆衛生の観点から搭乗率を意図的に下げざるを得ないことを考えると、固定費削減はやむなしなんでしょう。
• 白坂 慎太郎

  株式大学 代表取締役社長

  ・2020年06月03日

  「人がコロナ前のように飛行機に乗るようになるのか？」「もし乗るようになるとしたら、いつ乗るようになるのか？」全く見通せない。航空業界の経営は本当に難しくなりましたね。