90億円の新規投資でCommonwealth Fusionの2025年核融合実証炉稼働に道筋

コメント

注目のコメント

• 大前 敬祥

  ITER Chief Strategist (首席戦略官)

  ・2020年05月28日

  ITER計画としては、民間核融合スタートアップ企業の挑戦を応援しています。
  
  先日発表されたCommonwealth Fusionの資金調達に関して、日本語訳で詳しく
  書かれています。
  
  これまでに、私の知る限り累計資金調達が100億円を超えた核融合スタートアップは３社（米TAE、加General Fusion、英Tokamak Energy)が、これで４社目ですね。
  
  同社は米MITスピンアウトで比較的新しいですが、順調に資金を集めており、既存投資家には、ビル・ゲイツ系のファンドやシンガポールTemasekなどがいます。
  
  2025年という数字が、奇しくも多くの民間企業のターゲットイヤーになっている事に感慨を覚えます。
  
  昨日、（延期になりましたが）Space-Xの打ち上げをLIVEで見ていました。「民間宇宙大航海時代」の幕開け前夜という感じですが、「民間核融合時代」の幕開けもそんなに遠くない未来だと思っています。