『感染症の世界史』著者の石氏、「人間の一人勝ちはあり得ない」
日本経済新聞
4Picks
コメント
注目のコメント
"そもそも99.9%のウイルスは人間にとって無害か、むしろ役に立っている。分かりやすい例が赤ちゃんです。母体からすると、父親の遺伝子を持つ異質なタンパク質。本来、免疫システムが働いて攻撃するはずです。ところが、赤ちゃんは無事に生まれてくる。
なぜかというと、受精卵ができたときにウイルスがわっと集まり、膜を作って胎児を囲うんです。それで母親の免疫細胞から遮断してくれる。ウイルスがいるから人間が存続できているとも言えます。"99%のウイルスと人間にとって害ではない。むしろ人間と良好な関係を作っているウイルスもいる。コロナが流行してから過剰に殺菌する人が増えたと思う。それは人間とって必要な菌も除去することになるので良くない。