(ブルームバーグ): ゲーム制作を手掛けるマーベラスは、中国テンセント・ホールディングス(騰訊)と資本業務提携する。テンセントは第三者割当増資などを引き受け、新たにマーベラスの筆頭株主となる。

25日の発表によると、マーベラスはテンセント子会社を割当先とした新株を発行し、約50億円を調達する。主要株主が売り出す約20億円の株式も取得し、テンセントの保有比率は20%となる見込み。調達資金は新規タイトルの企画・開発のほか、第5世代通信規格(5G)に対応する新規事業の立ち上げなどに振り向ける。

今回の提携を受け、マーベラスではテンセントジャパンのシン・ジュノ支社長を新任の取締役候補者とした。6月開催予定の定時株主総会に諮る。 

©2020 Bloomberg L.P.