出光昭和シェル、超小型EVと再エネを用いたカーシェアの実証開始 千葉県館山市で
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このニュースの本質って、Maas云々っていうラベルの話でもなくて、石油から電気自動車に変化するなかで、ガソリン売っていた事業を大きく変えないといけない現実が出光昭和シェルにはある。
その変化の1歩であるEV化に向けて不慣れな部分もあるかもしれないけど頑張って努力して変化をしようとしているよ、という”町工場奮闘記”くらいスケールは小さいけど心がホッとするねという類のお話。
業界1位のENEOS(19年度には1897億円の巨額の赤字)ことJXTGと第2位の出光昭和シェル(2020年3月期の連結最終損益が250億円の赤字)がコロナ前から石油じゃなくて総合エネルギー会社にならないと食べていけないと思っていました。
今回の新型コロナにより、石油依存をやめて、地球環境に優しいエネルギーへの転換は今後も加速しそうな中で正念場に立たされてる。
なので、ガソリン屋さんたちのエネルギー(別に移動だけではなくて)関連に今後も続々と登場するよねという嵐の前のささやかなボヤみたいなニュースでした。EVが普及するには、充電やカーメンテナンスをできる施設が日本各地に、それこそガソリンスタンド並みに充実する必要があります。
全国に約3万箇所あるガソリンスタンドがEVに対応し、その役割を担っていくことは、とても合理的に感じます。カーシェアはその第一歩でしょうか。
この活動が「点」ではなく、さまざまなMaaSプレイヤーとの協働で「面」になれば、大きなインパクトをもたらしてくれると思います。
出光昭和シェルのMaaSへの取組みは、こちらの記事でも紹介しています。是非お読みください。
https://newspicks.com/news/4600361/body/?ref=user_3625ガソリンスタンドがメイン事業だった出光昭和シェルがEVと再エネを用いたかカーシェアに取り組むというところに、モビリティビジネスがこれまでの業種を超えた「辺境」にあるのがわかりますね。