[21日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は21日、新型コロナウイルス感染による州内の一日の新規入院者数が3月のロックダウン(都市封鎖)以前の水準を下回ったと明らかにした。

20日の過去3日平均の新規入院者数は246人で、前日の295人から減少し、3月20日時点から約半分に減少した。

クオモ知事は「峠を越えた」と述べたものの、州経済再開を加速するつもりはないとし、「安全にできるまでは再開できない」と述べた。州内では10地域のうち7地域で行動規制が緩和されているが、新型コロナによる死者が2万人以上に上るニューヨーク市は封鎖が続いている。

また、秋の学校再開について決定するには時期尚早だと語った。