[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレー<MS.N>のゴーマン最高経営責任者(CEO)は21日、同社の自社株買い再開を検討するには時期尚早との見解を示した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、モルガン・スタンレーなどの金融大手は流動性を維持するために3月中旬に自社株買いを一時的に停止した。

ゴーマンCEOは、米経済がより安定した基盤にあると確信できるまで自社株買い再開は想定していないと述べた。自社株買いの一時停止は少なくとも6月30日まで継続される。

オンライン上で開催された株主総会では、ゴーマンCEOや他の取締役員の再任と役員報酬が承認された。