WHO、コロナ対応で独立検証へ 総会決議、中国も同調
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WHO総会で独立した検証作業の実施などをWHOに求める決議案を採択した。日本や欧州連合(EU)などが提出した。中国も共同提案に加わった。良かった。新型コロナウイルス感染の始まりの解明につながることを期待したい。「中国非難、先にありき」のような発言が米国から続いているが、それは事実解明のためにはならない。感染症拡大の初期段階でどのように感染情報が取り扱われたかを独立した立場で検証をすすめるべき。その過程で日本は積極的に関与すべきだ。WHOの改革構想はその後の課題で良いではないか。
新型コロナウイルスの発生源を巡る独立した調査を率先して求めたオーストラリアに対し、食肉工場の対中輸出許可を取り消したり大麦に80%の追加関税を課したりして猛反発したと報じられる中国が共同提案に加わったというのは意外感がありますが、決議案は中国を名指ししたものではなさそうですし、情報統制と国内の引き締めに定評のある中国で何処まで実効性のある調査ができるものなのか・・・ WHOを巡る米中対立を薄める狙いもある共同提案かと思いますが「米国は名を連ねなかった」とのこと。検証の成り行き次第で米中対立を更に深めることになることもありそうに感じないでもありません (・・;
建前上、中国はWHOとの協力を標榜し、SARSの経験から情報開示にも協力する姿勢は見せている。自由に調査出来るとは思わないが、調査そのものに反対することはできないだろう。台湾のオブザーバー参加とは別次元の問題なので、中国が同調したことは驚きではない。