赤字のPost-IPOスタートアップに求められるIR力 - 次代の経営をかんがえる
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注目のコメント
赤字IPOをどうバリュエーションするかは証券会社・投資家側の大きな課題であると認識しています。
その前提の上で申し上げると、やはり上場後ただちにとは言わないまでも、黒字化(EBITDAでもいいので)するタイミングをある程度は示してもらいたい、というのはあります。
時期を明示しないまでも、例えばラクスルが決算資料で用いている「Jカーブ上の現在地を示す」というような手法でも良いと思うのですが、その点、メルカリは米国もそうですが、メルペイも黒字化見通しが立てにくいというのが投資家の懸念材料になっているものと考えます。
また、IR力ということで言うと、とても些細な点と思われるかもしれませんが、決算説明資料(および説明会)の冒頭で、経営理念やミッション・ビジョン・バリューのようなものを、毎回くどいくらいに訴え続けるということも、意外に重要なことではないかと思っています。