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抗体検査・抗原検査・PCR検査 どう使い分ける?

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    総合内科医 医学博士

    検査についてわかりやすくまとめられた記事です。それぞれの検査に検査を行う意義、行うべきタイミングや長所・短所が異なるため、「一律に何かの検査を求める」という姿勢が誤りであることがよくわかります。

    感染が落ち着いてきた現在、抗体検査を求める声が高まってきていますが、偽陽性の解釈が難しく、これも注意が必要です。様々な集団に対して、時系列でみていくことで解釈はよりクリアになると思います。

    日本赤十字社の協力のもと、献血者の血液で抗体検査を行った結果です。
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    東京都に住む500人の献血検体を用いていますが、2020年4月の検体の陽性率が0.6%なのに対し、2019年1~3月の検体の陽性率は0.4%でした。
    (中略)
    コロナウイルスの中には風邪の原因となるヒトコロナウイルスも4種類ありますが、これらの風邪のウイルスと交差反応が起こり、風邪を引いた人でもこの新型コロナの抗体検査キットが陽性になってしまう可能性もあります。この偽陽性を差し引いて考えると、東京都の真の陽性率はそれほど高くないのかもしれません。いずれにしても、より精度の高い抗体検査による、より大規模な検討が必要と考えられます。
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    抗体(Wikipediaといらすとやの共同作業)

    「抗体」という単語はよく聞かれると思いますが、実際にどんな形をしているかご存知でしょうか。
    皆さん、両手を挙げて「Y」を作ってみてください。
    はい、それが「抗体」です。

    抗体とは、生体の免疫反応によって体内で作られるものであり、微生物などの異物に攻撃する武器の一つです。
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    抗体と抗原(Wikipediaといらすとやの共同作業その2)

    では抗原とは何かと言いますと、チアリーダーが両手に持っているボンボンのようなものです。
    チアリーダーが抗体、ボンボンが抗原をイメージしてください。

    ウイルスなどの病原体が体内に入ってきた際に、ウイルスのタンパク質が抗原として認識され、抗体が抗原をガッチリ捉えます(チアリーダー完成)。
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    抗体検査キットの性能評価(厚生労働省発表資料より)

    東京都に住む500人の献血検体を用いていますが、2020年4月の検体の陽性率が0.6%なのに対し、2019年1~3月の検体の陽性率は0.4%でした。
    「そうか・・・新型コロナウイルス感染症は実は2019年の時点で国内で流行していたのか・・・これは世紀の大発見や!」というわけではなく、偽陽性(感染してないのに陽性と出ること)と考えられます。
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  • 医療法人社団 WILL COMMONS 理事長

    結果の解釈を全ての方にきちんと伝えることもセットで必要


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