小3の26%が学童保育利用 厚労省、9年で12ポイント増
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むしろ母親の75%も働いているのに、26%しか学童に通っていない。元のアンケート結果を見ると、母親は27%が常勤、40.9%がパート・アルバイト、7.1%が自営業などで、これらを合計して75%。つまりほぼ常勤(フルタイム)の家で学童に通わせていて、パート・アルバイトの場合は子どもが学校から帰って来るまでの範囲で働いているということでしょう(母親は働いているけれど父親や祖父母の家で過ごしているケースも若干あるかもしれません)。逆に言えばそれだけ家庭の役割がまだ大きいのと正社員での再就職が難しいということでもある。
子どもが放課後に過ごす場所については9年前を比較すると、大きく減っているのが「子どもの友だちの家」(約20ポイント減)です。自宅や公園、空き地や路地などもそれぞれ6~7ポイント減。複数回答なので、それらが共働き化によって学童に流れたとは一概に判断できませんが、地域で助けあう、近所で遊ぶという選択肢が子どもの声を気にする近隣や高層マンション環境などによってじわじわとしにくくなってきているのかもしれません。