ベーシックインカムはどうだったのか? フィンランド政府が最終報告書を公表
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フィンランドのベーシックインカム社会実験は、大きな事例としての1歩です。生存の欲求が満たされた上でのチャレンジが、人の意識と心にどんな影響を与えていくのか?とても、興味深いところです。
日本では、ベーシックインカムを、まだ現実的に捉えない人が多いと感じる。しかし、たとえば、近代社会の中での教育の無償化などと同じ流れなのだ。フランスの場合、教育は無償が当たり前で、私立学校も無料だ。あるいは、ドイツの都市では、公営住宅か家賃補助住宅に住む人が大部分である。つまり、住むところを提供するのは国の仕事なのだ。そうした論理で国の仕事、公の仕事を考えるなら、ベーシックインカムもまた、大いに検討に値する選択肢なのである。ちなみに、無収入者への支給だけではなく、低所得者に最低収入との差額を支給するフランスのRSA制度などは、ベーシックインカムに少し近い。日本でも、憲法第25条に「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」ており、ベーシックインカムは、これを具体化する方策として考えるべきなのだ。
ベーシックインカムは心理的な不安を払拭する意味では重要なのでコロナ禍では検討すべきだと思う(一定の所得条件はつけて)。但し、人はいくらお金があっても自己実現できないと満足感を得られないことが多い。
それ以外の制度としては週休3日制が生産性を向上させることが実験で判明している。従業員の幸福の観点からは経団連も動き始めたが週休3日も本格的に検討すべき。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3Fk%3D2020050801055%26g%3Deco%26usqp%3Dmq331AQQKAGYAdv9n5Sy_e7_KrABIA%253D%253D
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no813/