コロナ治療、人工呼吸器の使用控える動き
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理由は不明だがコロナ感染者は「幸福な低酸素血症患者」タイプが多いとのこと。
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ウェインガート氏は、こうした対応を開始した当初の患者のことを思い出す。3月に担当した42歳の男性患者だ。血中酸素濃度は意識不明になってもおかしくないほど低かった。しかし彼はちゃんと座り、笑顔で会話していた。呼吸は速かったが、それ以外は普通だった。ウェインガート氏のチームは、患者の酸素レベルを上げるため、高流量鼻カヌラシステムを使った。また「プローン・ポジショニング」という腹臥(ふくが)位を患者に取らせた。これは、心臓と、肺に接する横隔膜への圧力を緩和することなどで酸素レベルを上げられると医師らが判断した手法だ。ウェインガート氏によれば、この患者は一度も人工呼吸器につながれることなく、1週間で退院したという。
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