GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に
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しばしば耳にする話ではありますが、平成元年(1989年)の世界の時価総額ランキングトップ50社のうち日本企業は32社を占めていて、金融機関とインフラ関係を除くと上位はトヨタ自動車、新日本製鉄、日立製作所、松下電器、東芝、日産自動車、三菱重工業といった製造業。日本以外でもIBM、GE、フィリップ・モリス、メルク、デュポン、GMといった製造業が上位に並んでいました。
ところが今では日本トップのトヨタ自動車すらトップ50位に入らないのはともかく、上位に並ぶのは「GAFA+Microsoft」のほかアリババ・グループ、テンセントといったデジタルの巨人です。
日本企業が世界の中でここまで沈んだ以上、市場規模で「GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え」という状況になったのは仕方ないとして、注目すべきは変化が製造業からデジタル産業への移行を伴って起きていることであるように感じます。昭和の時代、日本は年功序列終身雇用が生むコミュニケーションの良い集団が、我が国のお家芸である職人技を活かしたカイゼンと擦り合わせで世界の頂点に立ちました。まさに製造業の時代です。ところがその後米国でIT革命が起き、デジタル化がデジタルトランスフォーメーションへと形を変えて行く。各種のプラットフォームが市場で幅を利かせ、AIがビッグデータを解析して技術を学びロボットや3Dプリンターが複雑な製造をこなし多様な価値観が新たなモノやサービスを生み出す世界を職人技だけで勝ち抜くことは難しい。
折から新型コロナウイルスが働き方の改革を迫る中、今度こそ遅れを取り戻して一歩先にいくことが、状況打開の鍵であるように思います。GAFAMの時価総額合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。遂に来ちゃいましたね… ここから差は更に開く一方になるのは間違いない。日本発で世界で勝てるスタートアップを生み出さないと日本に未来はない!皆んな頑張ろう!
先日の決算発表でマイクロソフトのナデラCEOが「2年分のデジタルトランスフォーメーション (DX)が2ヵ月で起きた」という声明を出していた。ヒト・モノが動かなくなった中で、データでそれを補完するDXが急加速している。FAMGAには新型コロナも完全な追い風 #米株 #FAMGA