なぜ苦しんでいる人をさらに批判するのか?「公正世界仮説」とは
コメント
注目のコメント
”人間には「良いことは良い人に起こり、悪いことは悪い人に起こる」、このような心理的バイアスが「公正世界仮説」です。
人は、世界に安定や秩序を求めます。そのため、理不尽な事態を実際に目の当たりにすると、安定や秩序を脅かされるために動揺します。そうした被害を受けた人が善良な人であればさらに理不尽さを感じ、世の中の公正さに対して不安を抱くことになってしまいます。しかし、その被害者に何らかの落ち度や悪いところがあったと考えると、それはその人の自業自得ということになり、「仕方がないことだ」と思えるようになります。そうして「世の中の公正さ」は維持されることになります。“
読めば読むほどに怖い。
たとえ少数派になったとしても本質を見極める大切さを大事にしたい。