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米ホワイトハウス、中国との関係は「失望や不満抱かせるもの」

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    拓殖大学大学院 客員教授

    ホワイトハウスのマクナリー報道官が新型コロナウイルス発生源をめぐり対立が続く現在の米中関係について「失望や不満を抱かせるものだ」と述べた。しかし、中国は馬耳東風を決め込む。想定通りの展開だ。21世紀にはいって「アメリカ時代の終わり」を予感した中国が中国の標準を世界の標準にしたいと考え、一帯一路政策を策定し、AIIBを創設しとき、アメリカが「もう世界の警察官をやめたい」と言い出した。 アメリカが新型コロナウイルスとの闘いに苦戦し続けているときにコロナショックで悲惨な経験をした中国の都市は正常化しつつある。中国はコロナとの戦いという「第三次世界大戦」に米国は負けて、中国は勝ったと考えているのではないか。中国がウイルス発生源に関して批判を浴びても馬耳東風であるのは「うしろめたさ」からではなく、高揚感からではないかと思うようになった。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    とにかく何が何でも中国が悪い、ということにしなければ収まらないトランプ政権。それが再選に繋がると信じているのだから仕方が無い。


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