【投資入門】3つのキーワードで見極める「逆境に強い株」

2020/5/7
コロナショック直前まで2万3000円を超えていた日経平均株価は、2月後半から大きく下落し、3月19日には1万6552円まで下がった。ゴールデンウィーク前は1万9700円前後まで回復している。
一方、株価の下落を投資のチャンスだとみる個人投資家も多く、楽天証券の新規口座開設数は、月次ベースで2月、3月に連続して過去最多を更新した。SBI証券も今年1〜3月に主に国内・海外株式の取引が拡大して委託手数料が急増したとしている。
今は、絶好の「買い場」なのか。それともこれからまた急落する「二番底」の局面が待ち受けているのか。新型コロナウイルスの感染がどう収束するかにもよるため、予想が非常に難しい状況だ。
平時には、「PER(株価収益率)」や「ROE(株主資本利益率)」といった指標を使って銘柄を選別するのが一般的だ。しかし、コロナという非常事態下では、平時のやり方は難しい。
NewsPicks編集部は、従来の投資基準が通用しない状況下で、プロの投資家でなくても「買える株式」を判断する方法を専門家への取材をもとに紹介する。
Index
☑️市場は「今年後半に回復」を見込む
☑️毎年、配当金を増やす「7企業」 
☑️あえて「過去のROE」を見る理由
☑️生存可能性を「キャッシュ」で判断

市場は「今年後半に回復」を見込む