大阪府、5月末まで休校延長 「長期遅れ挽回できない」危機感募る教育現場
コメント
注目のコメント
大阪府は学校再開したいという思いがひしひしと感じられます。
ただこの大阪府が出しているスケジュールを見ていて感じるのは「今年度に履修する予定だったものをやりきる」スケジュール。それを時間数で考えて計算している、という感じです。
今が時間数のシミュレーションの段階なだけかもしれませんが、このスケジュールだと「習う」→「演習」という十分な時間はとれません。学習にかかる時間数ではなくて期間も重要だと思います。その部分を検討しておかないと、このスケジュールではどの単元も消化不良で「一応勉強しました」というだけの1年間になりそうな気がします。現実的に考えるなら履修内容を見直す必要もあり、それは各都道府県が判断することではないと思いますので、文科省がこの辺りの指針を早めに打ち出してほしいという思いはあります。
吉村府知事は今回の緊急事態に対する対応を見ていても応援しているのですが、僕がそもそも吉村さんが苦手だったのは教育分野に関して僕と意見が全く合わないからでした。
時間数のみを確保したり、オンラインではじめることだけを性急に進めたりは避けていただきたいです。
某教育関係の有名企業が幼児向けのオンライン幼稚園のようなものをスタートさせていますが、幼児には双方向だったり、対面だったりが必要だと思います。小学生・中学生も程度は違いますが、オンライン上の先生だけではフォローは不可能だと思います。
できれば民間の塾とも連携できるならぜひさせてほしい。私の学習塾ではオンライン授業をするためにすでにiPadを生徒に無料で貸し出しているので、こういった部分をリソースとして使う裁量が公教育のほうが示していただけるなら、何でも協力しますが・・。難しいんでしょうね、きっと。