飲食店の酒持ち帰り販売申請 2週間で1万1000件超 来客減、売り上げ一助に
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注目のコメント
申請してから許可が出るまでのスピードが速いのは良かったです。酒販売自体は売上で見れば本当に微々たるもので、それでこの厳しい環境を打破するものではないですが、少しでも粗利アップに繋がれば御の字です。
これ仕入れ値のまま販売するのでしょうか?つまり、過去にキャッシュアウトした酒類分の現金化を認めただけですよね。
岐阜県のBARでは、ウィスキーを小分けにして飲み比べセットのようにして販売しているところも有るようですが、ウィスキーのサブスクリプションとほぼ同じ。
BARに通い始めたかれこれ数十年前、毎日終電で帰る平日の最後の金曜日に地元の駅のバーボンBARに寄ることで、そのまま帰って寝ると一週間が終わってしまうところが延長する感覚で、場として楽しむことを覚えました。
元々家で飲む習慣はなかったので、未だに家では殆ど飲みません。すぐ眠くなってしまいます。それがBARで飲むと自然と飲めるマジック。たわいもないマスターとの会話や未知のお酒に出会うことなど、社会人になったばかりの身としては大人の社交場に足を踏み入れた気もして、今から思うと緊張してたんでしょうね。
個人的な話はこれくらいで、ワインなど3掛けと言われてる店内販売価格を酒屋並みに下げても、仕入れ先との競合にもなり難しい問題も有ります。そこは目利きや蘊蓄、傾聴力などの付加価値をいかに乗せるか。
またECが登場した際に中間業者不要論が有りましたが、完全に無くなっていません。恐らく消費活動というのは、配給などではなく文化的・社会的な活動なんだと思います。それには場が今のところは不可欠だし、それを置き換える手段も未成熟。これをオンラインで提供するには、コンピューターが人間に歩み寄って理解する為のインターフェースが必要で、四半世紀前にネグロポンテが話していた通り。
一気にオンライン化する前にアフターコロナでは、会員制ビジネスのようなリフキンがAge of acessで予見したオフラインで価格差別をする方向に行くのではないか。もう背中合わせの狭小居酒屋の光景は見られなくなるのかもしれません。料理に合わせて店が厳選した酒を、料理と共に自宅で楽しめる。緊急時対策としての効果はともかく、これ、料理で酒を楽しみたい私なんぞにゃ本当に魅力的 (^^)v
酒税を確実に徴収するため酒の販売を免許制にするのは分からないでもないですが、そもそも『持ち帰り販売するには「酒類小売業免許」が必要』というのはなぜなのか。緊急時に簡単に認めることができる程度の話なら、平時に認めても良いでしょう。とかく我が国には役所の規制が多すぎる・・・ ^^;