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HSBC、賞与など変動給原資を3分の1縮小-貸倒損失が利益損ねる

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    東洋大学 教授

    コロナ禍の衝撃は分かるが、貸倒引当金1兆円超えの繰り入れとは・・・。
    変動報酬原資カットの論旨とは離れるが、HSBCの役員報酬の決定方法は秀逸である。

    グローバル主要行(MUFGなど含む)の株価バスケットを作り、HSBC株価の相対パフォーマンスで決めるというもの。単純ストックオプションだと、経営パフォーマンスが冴えなかったのに市況上昇で助けられたりするので、優れたインセンティブ構造だと思う。


  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    HSBCは1885年に東インド会社の貿易金融の決済銀行として香港上海銀行の名で創設された。その後、何十年もの間に50回以上の金融機関同士の合併を繰り返し雪だるま式に組織が拡大しその結果、欧州最大の金融機関にまで成長した。

    本社英国、フランス、米国での商業銀行の合併は行ったものの、収益構造を見ると、合併効果は限定的でやはり、中国およびアジア地区の収益が全体収益の大半を占めていた。

    収益の中身は、グローバルマーケット&バンキングと個人部門がほぼ半分ずつだったが、投資銀行部門を有するマーケット部門は市場の変動による収益のブレは避けられないのが実情だ。

    ドイツを中心としたEUの景気減速、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の大減速、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混乱の長期化、主要国中央銀行の利下げによる営業利益の低下などを鑑みると、相当額の貸倒引当金を計上しなければならない事態に陥っていると言ってよい。因みに、本年3月末に支払うべき配当は見送りになった。少なくとも過去10年間では初めてだと思う。

    個人的意見だが、スチュアートガリバー前CEOが退任してHSBCの時代は終焉したと思う。それが現在の株価に如実に表れている。彼が唯一の有能なプロで他のマネジメント連中は全員サラリーマンだったと言っても過言ではない。それでも稼げていたのは古き良き時代のお陰と言えよう。これからはそうはいかない時代。残念ながら、HSBCのスピリットは旧態依然の商業銀行なので、投資銀行的発想で時代の流れに乗っていけるような金融グループではないのは確実だ。


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