「長期休校」子どもたちと学校を襲う多大な喪失
東洋経済オンライン
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休み時間の教室でのバカ話だったり、廊下で好きな子とすれ違うときのドキドキ感だったり、もちろん部活での汗と涙だったり、行事で力を合わせることだったりという経験が損なわれることを、社会としてどう埋め合わせすればいいのか。
認知能力分野の学習機会が損なわれることで失われる社会的損失よりも、非認知能力分野の学習機会が損なわれることによる社会的損失のほうが、長期的には大きくなるだろう。日本だけでなく、全世界的に取り組まなければいけない大きな課題だ。
そう考えたとき、従来の経済システムを再起動することに軸足を置くのと、子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを第一に考えることに軸足を置くのと、どちらが明るい未来をもたらしそうか。今後私たちはそこに社会的コンセンサスを形成する必要がある。オンラインに切り替えるのはハッキリ言って容易いです。教える側も負担が減ります。しかしながら、大人ですらオンライン教育なんて、ほとんどの人が挫折しており、子供にいきなり、効果性を求めるのは酷です。オンラインとリアルとのハイブリッドが今は現実的です。