5月初めにも宣言延長の可否判断 首相、政府内に解除慎重論も
コメント
注目のコメント
ほとんどの企業は非常事態宣に準じて5月6日までを目処に、様々な取り組みを行っています。出勤制限や特別措置など。そして多くの企業は29日からGWに入るため、それまでに5月7日以降の対応を決めて社内周知をすることになると思うし、場合によっては各部門ごとに5月7日以降の勤務について方針を立てるはずです。
なので、4月27日週の前半(休みに入るまで)には政府の判断がほしいと思っている企業は多いと思います。現実的には各社が政府判断を待たずに判断をするでしょうが、それで良いのでしょうか。
※追記 念のため
29日から全員が休みになるのではなく、木金を休んで長期連休にする人がいるので、それは尊重したいので、そういう人にも配慮して早めに通知をしたいのだ。事態は日々刻々と変わっているのだから、早く判断しろというのは無理筋。連休前に解除を判断すれば連休での国民の気が緩み外出が一気に加速する恐れがあるのは誰にでも想像できること。それを見て解除を延期すれば、文句を言う人は政府を責め立てるでしょう。連休前に延期を決めれば、それでは中小企業は倒産すると責め立てるでしょう。何をしても文句を言う人は文句を言う。それなら慎重に見極めて解除時期を決めればいい。
これだけ外出自粛が叫ばれている中で、この土日の鎌倉、江ノ島に押し寄せた車の数は、実際に近所のコンビニの駐車場がパンクし店内や周辺に人が密集密接しあふれている光景を実際に目にすれば、湘南地方の住人には連休前の解除宣言などあり得ません。完全に手段が目的化してますね。
自粛が目的?
マスク着用が目的?
8割削減が目的?
3密を避けるのが目的?
違うでしょう。目的は「ウイルス感染を収束させること」ですよね。
仕事でもそうですが、手段を目的化した人は本来の目的が達成されていないのに「8割削減した!素晴らしい」「自粛してる自分は偉い!」と、「やってる感」「やらせてる感」で勝手に満足してしまいます。(ついでに、やってない人を攻撃する似非正義漢も手段が最優先で目的は二の次。)
ワクチンは当分できない以上、ウイルス感染を収束させるためには、集団免疫を獲得し二次感染を減らす以外に方法はありません。「みんなで頑張ろう!」は日本人が大好きな「全体主義」ですが、頑張るのが自粛だけなら収束が遅くなるだけで、自粛→解除→ヒャッハー→感染者増→パニック→また自粛、を繰り返すでしょう。
「あなたはすでに感染している可能性があります」「大多数は軽症で済みますので慌てて病院に行かないでください」「軽症で病院に行っても治療できずリスクを高めるだけ」「感染を恐れないでください」を宣言した上で、ハイリスクな高齢者に対してのみ感染拡大しないよう自粛や隔離を促進する方針に転換すべきです。
そうしないなら、感染者がゼロになるまで意味のない自粛を続け、ただでさえ毎年20000人以上亡くなる自殺者を爆発的に増やすことを感染症専門家や政治家はハッキリと肯定してください。感染拡大「だけ」減らせばいいという詭弁で、全国民がいつまでも我慢すると思ったら大間違いです。