[ロンドン 16日 ロイター] - 週明け16日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数<.FTSE>が23.21ポイント(0.34%)安の6754.64と続落して取引を終えた。年金計画の赤字が増えるとの報道を受けて通信大手のBTグループ<BT.L>が大幅下落したほか、英中銀(BOE)の早期利上げ観測で引き続き建設銘柄が売られた。 

BTグループは2.4%下落し、FT100種を押し下げた最も大きな要因のひとつとなった。BTが来月予定している年金計画の見直しで赤字が50%増えると報道されたことが嫌気された。

建設銘柄はさらに売り込まれた。12日にBOEのカーニー総裁が住宅ローンの融資基準が緩くなっており、市場予想よりも早く利上げに踏み切る可能性があると述べたことが売り材料となっている。建設のパーシモン<PSN.L>は2.0%、バラット・デベロップメンツ<BDEV.L>は0.7%の値下がり。中型株のボビス・ホーム<BVS.L>も1.0%の下落となった。