新型コロナ影響 関西でホテル開業延期相次ぐ 先行きに不安強く
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当てにしていた訪日外国人旅行者どころか非常事態宣言の発令で宿泊需要そのものが無くなり、既存ホテルが苦境に立たされているのを目の当たりにすれば、現状における開業の判断は出来ないと思います。この状況下で新規顧客を開拓しなければならない新規参入ホテルほど開業リスクが高くなるために二の足を踏んでしまうのは仕方がないことです。
どうしても開業しなければならないのならば、軽度の感染症患者を積極的に受け入れするしかないでしょう。オリパラを見据えて建設していたホテルたちの行き場がなくなっている感じですね。不要不急の外出が自粛されている以上は、しばらくは需要が高められないですね。
いま、ホテルがとれるアプローチは、
①行政や医療従事者向けの支援施設として提供する
(コロナ感染者への提供はもちろんですが、コロナ関係者だと家族への感染リスクがあるので自宅帰れないケースもあります)
②子どもがいて在宅では仕事に集中できない近隣の方にワーキングスペースとしてレンタルする
ぐらいしか身動きがとれないと思いますが、どちらも限界はありますね。関西のホテルはインバウンドをあてにして開業を目論んでいましたが、全く当てが外れてしまいました。
今回の表明では、数が少ないし延期は短いですが、まだまだ増えてきて、期間も長くなる予感ですね。