五輪サッカーが23歳以下になるまでの紆余曲折と妥協 IOCとFIFA、2つの組織の思惑とは
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注目のコメント
最近ではFIFAよりも更にクラブの力が大きくなってきていますからね。契約してお金を払っているクラブとしてはシーズンオフに選手を出したくはない。さらに、ヨーロッパのトップリーグでプレーしている選手からするとすでに国際大会でアピールする必要もない。
オリンピック自体に対する意識の高い南米と、そうでもないヨーロッパの選手たちとの乖離で、「23歳以下の世界一」を決める大会では本質的にはなり得なくなっていますね。見る分にはそれでも充分面白いのですが。とても興味深い記事。プロとアマの差が上流階級と労働者階級の『貧富』の差から始まっていたとは思いもしなかった。
今回の2020東京大会における23歳以下の1年延期措置は、正しかったと思う。
選手の気持ちになってみれば、『大人の都合』で出場を絶たれてしまうのはあまりにも酷だ。
IOCとFIFAの、放映権料とブランディングを目的とした鍔迫り合いは、ここ暫く続くだろう。金メダルとワールドカップ、どちらが世界1なのか?
視聴者的には、どちらも楽しめているので問題ないのだが。。。サッカーに限らずIOCとIF(国際連盟)、IFと大陸連盟、IFとNF(国内連盟=日本協会)、NFとリーグ、リーグと都道府県連盟間の力関係、さらには競技団体とメインスポンサー企業により大会の制度設計やルールまでもが変更される現実。日本のスポーツ界において必要な人材とは、まさにこうしたガバナンスの中で、目的に応じた方向性を描き、戦略的かつ交渉力のあるプロデュース人材ということに尽きる。