【フルライフ最終章】真のWell-Beingとは「自分らしさ」の先にある
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5章は、Well-Being、そして人間の本質に迫るテーマです。
ここまでの章で、Well-Doingを起点に議論を展開してきました。それでは、片翼であるWell-Beingを突き詰めるとどうなるのか。
>Well-Being=(いい意味での)自分らしさ
そして
>Well-Beingとは、自分を忘れること、自分から離れることである
これらを踏まえると、FULL LIFEはどのようになるのでしょうか。
担当編集を離れ、いち読者としても、最後の一行の結論は、これから先の人生、何度も思い返すことになりそうです。フルライフ:Well-DoingとWell-Beingの重心を見つけること(自分を高めるWell-Doingと、自分を忘れるWell-Beingのバランスをとること)
Well-Being=(いい意味での)自分らしさ
→自分を忘れること、自分から離れることである(人間の成長とは自己中心性から離れること)
解釈が正しいか分かりませんが、自分という存在を意識しないほど感動など何かに夢中になっているときがwell-beingが高いということだと思います。一時的に集中して良い意味で自分を忘れるという経験はありますが持続的にするのはとても難しいでしょう。目指したいところではありますが…参考文献がオールスター。
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濱口秀司『SHIFT:イノベーションの作法』ダイヤモンド社、2019年
大嶋光昭『「ひらめき力」の育て方―だれも思いつかない、だからビッグビジネスになる』亜紀書房、2010年
玉樹真一郎『コンセプトのつくりかた』ダイヤモンド社、2012年
ポール・J・ザック『トラスト・ファクター 最強の組織をつくる新しいマネジメント』キノブックス、2017年
山口周『知的戦闘力を高める 独学の技法』ダイヤモンド社、2017年