東京ディズニーリゾート休園中のキャストに一定の収入を保証 OLC、3~5月の「勤務解消手当」を増額支給
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注目のコメント
すごい。素晴らしい❗
そもそも休業手当ては平均賃金の6割以上というのが法律に基づく支払義務だから8割と言ってもそんな大したことない、、という意見があるがそれは誤解。
平均賃金自体が、実は月額給与の6割くらいなのである。
1日5時間・時給1000円で一日あたりの給料が5000円の人がいたとする。
週4回らいのペースで月間18回出勤すると月額給与は90,000円だ。
そんな感じで勤務していて
2月は8万円
3月は10万円
4月は9万円
稼いでたとする。すると平均賃金とは、三ヶ月の総賃金27万円を、歴日数(29日+31日+30日)の合計90日で割って、
8万円+10万円+9万円÷90日=3000円/日
になるのである!!
すなわち、平均賃金の時点で月額給与の約6割程度なのである。そのさらにその平均賃金の6割が支払義務なので、なんと休業手当てとしての支払い義務金額は、月額給与の36%(1日あたり1800円)というのが現実である。
それをオリエンタルランドは月額給与の8割を払うといっとのだから倍以上を払うことを宣言したということだ。
素晴らしい!
が、一方で、少し前のデータだが、オリエンタルランドは年間の売上4600億円に対して、営業CFがなんと1000億円以上あった。(ハリーポッターの投資額が500億円位だった気がするから、手金でディズニーは毎年2個USJのハリーポッターを作ることができる程である)。それに対してオリエンタルランドの年間人件費はおよそ200億円くらい。オリエンタルランドは助成金などなくとも、人件費5年分の支払いを一年分の営業キャッシュフローで支払える驚異の企業なのである。
それほどの優良企業でも、今回の決断はユニオンと揉めた末でのやっと、という結末にも見える(最初キャストは20万円の給料が6万円になった、、と嘆いていた)。
それを踏まえると、全国的に他の企業はもっと厳しいのが現実。。
多くの人がみな月額給与の6割もらえると勘違いしているので、4月給与が支払われる来月の5月25日あたりで多くの混乱が起きてしまいそうである、、、雇用調整助成金の拡充の効果でしょうね。アルバイトやパートにも雇用調整助成金が適用されるようにしたそうです:
https://mag.smarthr.jp/procedure/detail/koyouchouseijoseikin-qa/
政府の対策というと、マスク2枚と10万円ばかりがニュースになりますね。まあそれが一般の人の目につきやすい話だから、マスコミも喜んで取り上げるのでしょう。でも、報道はされていませんが、他にもちゃんと色々な対策が為されています。もちろん、完全ではありませんし、不十分な点も多いでしょうが。まあ、言いたいのは、オリエンタルランドと孫正義たみいな人気者だけがヒーローで、政府や官僚は無能無策の極悪人、ってわけでもない、ってことです。みんな頑張っています、悪人なんて誰もいません。素晴らしい取り組み。
こうゆう時に人に投資できる会社は強いですね。
キャストの不安を取り除き、ロイヤリティを高めつつ、
PR視点でも好感度が高まる内容。