(ブルームバーグ): 配車サービスを手掛ける米ウーバー・テクノロジーズは16日、2020年の業績見通しを取り下げると発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を出資先企業が受けたことで、19億-22億ドル(約2050億-2380億円)の評価損を計上することも明らかにした。

ウーバーは中国の滴滴出行や東南アジアのグラブなど世界の配車・フードデリバリー企業の株式を保有している。損失計上の原因となった出資先は明らかにしなかった。

ウーバーの株価は発表後の時間外取引で一時8.5%高。市場はより大きな悪材料を見込んでいたようだ。

原題:Uber Withdraws Forecast and Will Write Down About $2 Billion (3)(抜粋)

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