伊「ヴォーグ」、史上初真っ白のカバーに込めた思い
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注目のコメント
表紙といえば、世相を表すTIME のPerson of the Year を思い出しますが、こういうやり方もあるんですね。白い表紙にファルネティ編集長の強い意志を感じます。白は、尊敬であり、生まれ変わりである。ポストコロナも見据えているのでしょう。
”1929年の世界恐慌の後、洋服が一変して白になったことをほうふつとさせる。当時人々は白い服を着ることで純粋さ、未来への希望を表した”
歴史に学ぶことは多いですね。想像力を掻き立てられるし、中味を読みたくなりました。今ちょうどイタリアの装丁材料の工場長と「Antiviral Coatingの合皮を開発して聖書の表紙を作ろう、ウイルスに負けへんで!」と話をしていたところでタイムリーにこの記事を見ました。
この伊Vogueに倣って「真っ白な表紙」...いいなと思います。
(コーティングの経年変化で変色のリスクがあるから無理かもしれませんが、Try.)
Quote;
「ある程度仕上がっていたものをそのまま出版しようとしていた。そこには『ルウオモ・ヴォーグ(L'UOMO VOGUE)』とのコラボ企画もあった。しかし何人もの人が亡くなり、医師や看護師らは自身の命を危険にさらしている。世界はもう以前とは全く別のものになっている。そこから目をそらすことは『ヴォーグ』のDNAが許さないのだ。全てを白紙に戻してゼロから始めた」