金が最高値、1グラム6513円 40年ぶり、有事の安全資産
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コロナが世界規模で蔓延し始めたので特定国の通貨ではなく金に流れたということなのでしょう。
また、日米欧各国が流動性の供給を大規模に行っていることから、長期的に通貨価値が希薄化することを懸念して、金で保有しておくという考えに基づいた動きもあると思います。金は配当も産まず、金で決済することもできないのにこの時代でも投資対象として信用を集めているのは不思議な気がします。今回の財政大盤振る舞いで、国債格付けもの動向が注目されています。
その裏返しなのかもしれません。一時はドル買いが集中して金貨価格は下落していましたが、何が一番の資産かは投資家の空気感でいとも簡単のかわるのか、だれか大口が買った需給要因か‥ 注目しています。国も企業も信じられない、通貨も株も債券も持つのが怖い、という時、安心感を与えてくれる資産はなんといっても金ですが、金で持つことの問題点は、運用益を生まず保管にコストがかかること。新型コロナウィルスが国の財政や企業の先行きに不安を与えるなかで、金利も殆どゼロ、うっかりするとマイナスにまで下がっていますから、資産としての魅力の面でも保管コストの面でも、金が選ばれるのは当然であるように思います。
恐るべき「新型コロナウィルス感染拡大に伴う不況の長期化懸念」です。