The WHO v coronavirus: why it can't handle the pandemic
the Guardian
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注目のコメント
過去のパンデミックにWHOがどのように対処してきたかを、まとめている良い記事です。
・SARS(2003年):WHOは権限以上の対応を行い、適切な危機管理に成功。その一方で、加盟国から強い警戒心を持たれてしまう。
・新型インフルエンザ(2009年):迅速に対応するものの、死者は予想をはるかに下回り、「狼が来た」だという批判を浴びてしまう。
・エボラ(2013年):政治的な中立性にこだわり、技術的なアドバイザーとしての立ち位置を守ろうとした結果、短期間で多くの死者を出して批判される。
・新型コロナウイルス(2019年-):中国との良好な関係を築くことで情報提供と協力を得ようとした結果、政治的な中立性に疑問を持たれてしまう。
WHOには予算も権限もありません。年間予算は2,000億円しかなく、大学病院並みです。
SARSの時だけ、当時の事務局長の強力なリーダーシップの下で、例外的に危機管理に成功した、ということのようです。
この記事を読み、WHOの立ち位置の難しさを感じました。