[パリ 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は9日、新型コロナウイルス対策の財源確保に向けた欧州共通の債券「コロナ債」発行をめぐり、その考えに固執すべきではないとの考えを示した。

フランスの日刊紙「ル・パリジャン」とのインタビューで「『コロナ債』にこだわるべきとは思わない。物事には思ったよりも時間がかかることはあるものだが、必ず解決法は見つかる」と述べた。

またユーロ圏には、共通予算や危機後の復興財源からの合同支出など、他の手段もあると指摘した。