[ワシントン 8日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は8日、新型コロナウイルス感染拡大で米経済は深く後退するとし、いかなる回復も消費者がいかに安心できるかにかかっていると考えを示した。

バーキン総裁は「米経済は深い景気後退に陥る」との認識を示し、いかなる回復も、サービス業を中心として消費者の間にいかに安心感が広まるかにかかっていると指摘。「企業は、安心して買い物や外食に出掛けたり、旅行に出たりできると消費者を納得させるための方策を模索する必要がある」と述べた。

その上で「こうした変化は費用の増加や価格上昇につながる可能性があるが、企業活動の再開に十分な安心感につながる」と述べた。