AWSを使い倒す「新割引オプション」、そのお得度は?
日本経済新聞
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私が担当しているヘルスケア・ライフサイエンス領域においては、電子カルテなど基本的にインスタンスを停止することなく永続的に利用するシステムについてはリザーブドインスタンスでコストを抑えています。
ゲノム解析や創薬など、一時的に超高負荷を掛けて計算処理を行わせるHPC領域ではスポットインスタンスが使われています。永続的に稼働させる必要が無く、解析・計算処理が終わったらすぐにインスタンスを停止して、計算結果を安価なストレージ(S3)へ退避させることで、コスト効率を上げています。
電気・ガス・水道と同じように利用した分だけ支払う従量課金モデルであるオンデマンドインスタンスは、イニシャルコスト不要で気軽に利用できる基本モデルですが、永続的に長期利用する見込みがあるシステムや、一時的に高負荷を掛けてCPU・GPUをぶん回すような使い方をすると分かっている時は、このようなオプションを組み合わせることで、クラウドを活用するコストメリットが存分に享受出来ます。