【決算】ニトリ会長が「コロナ不況はチャンス」と言い切る理由

2020/4/7
国内家具最大手のニトリホールディングス(HD)が4月6日、最新決算を発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大や消費増税という逆風が吹く中でも、1988年以来、33年連続となる増収増益を達成した。
家具業界は、国内では、2019年12月に家電量販店国内最大手のヤマダ電機が大塚家具を買収。グローバルでは、スウェーデンのイケアというビッグプレーヤーがいる。
この中でも、ニトリHDは成長を続け、2022年に売上高1兆円、2032年には3兆円という目標を掲げている。
「日経平均株価の予想が怖いほど当たる」とも言われる似鳥昭雄会長兼CEO(76)の発言を読み解きながら、ニトリHDの最新決算と、「不況でも攻める戦略」を押さえていこう。
Index
 ☑️「33年連続」増収増益の理由
 ☑️80%がネットとリアルを行き来
 ☑️コロナでも「34年連続」予想
 ☑️「不況をチャンスにする」狙い目
 ☑️会長が予測する「経済・為替・株」

「33年連続」増収増益の理由