コロナ危機でも高稼働率、ドイツ工場に学ぶ
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弊社のサプライヤーであるイタリア・コモの合成皮革工場は、4月3日まで操業ストップしていましたが、この2週間で防疫対策を取り、明日から(フル操業に戻るわけではないですが)再開します。
ヴェネツィアから北に100km弱に位置する紙の工場は(紙パルプは装置産業で操業停止しづらいという事情がありますが)かなり早い段階で対策を打ち、ずっとストップせず操業継続しています(400年の歴史の中で培われた危機対応力があるといえる)。
原材料のサプライチェーンの問題、その事情の違いはあると思います。
(*上述の工場の商品は「材料系」なのでサプライソースが複雑でない、アッセンブルの産業はやはり資材調達面からストップせざるを得なかったりする例が多いかと思います。)
報道を見ていると、イタリアが絶望の淵から這い上がれないような印象を受けるかもしれませんが、そんなことはありません。
北イタリアの方々は、日本人の私から見ても、非常に勤勉であり、アイデアマンであり、常にnever give upのマインドを持っています。
やはり「人命・健康・安全」と「生産・経済活動」のバランスは、強い意志を持って、最善を尽くし、コロナ危機前以上に頭をひねり、今まで以上に働いて克服する心意気で、常に高い位置に持って行かなければなりません。