[東京 2日 ロイター] - 日本航空<9202.T>(JAL)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減退を受け、4月6日から28日までの国内線493便を追加減便すると発表した。対象は羽田―新千歳、羽田―那覇線などの35路線。

この結果、20日から28日の間、全便が運休となる新千歳―秋田便、新潟ー新千歳便を予約済みの顧客は、全日本空輸<9202.T>(ANA)への運航に振り替える。新型コロナによる運休で他社に振り替えるのは今回が初めてだという。

今回の追加減便により、3月6日から4月28日までの国内線運航数は当初計画に比べ2割減となった。4月の国内線予約数は前年同月比60%超減と、需要減少が続いている。

(新田裕貴)