元看護助手に再審無罪判決 大津地裁「事件性ない」
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検察が求刑しなかった時点で、取り調べの非を認めたのは明らか。
こういう冤罪事件が相次いでも、録音も録画もせず、弁護士も立ち会わせない長時間の取り調べで被疑者を精神的に追い込む検察のやり方を、改善すべきという世論は一向に盛り上がらない。
結局、一般人の多くが自分事としてとらえていないということだ。自分は逮捕されるようなことはしない。他人が厳しい取り調べを受けて、一部では冤罪が起きても、全体的にうまくいっている現状を変える必要はないと。
コロナウイルスが蔓延していても自分は大丈夫と考えるのも似たような思考。皆さん自分事にしか興味はないのだ。
どこまでを自分事として考えられるかは、その人のまわりの世界がどのくらい広いかによる。どれだけ世界を広く俯瞰して、その中に自分を位置づけられるか。
半径3メートルには、警察のご厄介になる人も、コロナ肺炎を発症する人もいないだろう。真実がどこにあるのか、は分からないけど、検察が「求刑しない」ってことはそういうことなんだろうね。ちゃんとその主張が認められたのは良かった。おめでとうございます。時間は返ってこないけど、尊厳は返ってきた。
こういうのを見るたびに、本当に取り調べの透明性ってのが重要だと思うわ。録音録画とそのデータの公開は必須なんじゃない?”この看護助手が取り調べの相手に恋愛感情を持ってしまい、嫌われたくなくてウソの自白をした。実は彼女は知的障害と発達障害を患っていた”という複雑な事案ですよね。。。
個人的にはそんな思考能力も乏しい方が看護助手という職業に就けるのかという疑問が残ります。
とはいえこの結果にどうこう言うつもりはありませんが。
最近、理解不能な判決を下す裁判官が多すぎないでしょうか。
日本の司法は崩壊してるのではないかとさえ思えてしまいます。