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OPECの雄のサウジアラビアが提案した減産を、世界の中でシェアを失うことを怖れるOPECプラスワンのロシアが拒否し、それではとばかりにサウジアラビアが増産と値下げでシェア拡大に乗り出した。原油価格が20ドルといった極端な水準に値下がる中、シェールで世界最大の産油国に躍り出たものの採掘コストが未だ高い米国のエネルギー産業は大打撃を受けました。エネルギー産業はトランプ大統領の支持基盤。米国が加わって“OPECプラスツー“の枠組みが出来上がってシェア調整に成功し、原油価格が上がったら、世界の3大産油国にとって大きな成果であるに違いない。
世界の安定に多少は貢献するかもしれない動きだけれど、原油を輸入に頼る我が国は、歓迎していいものなのかどうなのか・・・ (・。・;
中東とロシアのいざこざを横目に見つつも、原油の安定供給が生命線であるアメリカとしては例えロシアであったとしても手を結びたいということでしょうか。
政治的に対立しがちな両国が資源需要でけっそくできれば、世界的な価格安定につながるかもしれません。
「コロナショック」の株価暴落の大きなウエイトを占めるといわれる原油の暴落、いわゆる「逆オイルショック」が解決するかどうかが市場関係者の間で注視されています

たとえば産油国のSWFの米国株式ポジションなどに影響します

「協議継続」は最低限の成果ですが、この先も油断ができません。マーケットを大きく動かすファクターとして注目しておきたいところです
「両首脳は世界的な原油市場を巡る現在の情勢について意見を交換し、ロシアと米国がエネルギー相を通して協議していくことで合意した」とのこと。
今後話し合いが上手くいくのか、引き続き注視が必要ですね。