マンガンとチタンからなる高性能リチウム電池正極材を開発 横浜国大
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リチウムイオン電池の正極材料にはリチウム金属酸化物が用いられますが(負極でも高電位に目をつぶれば東芝のSCiBのLTOも)、Ti-Mn系は結晶構造を保ったまま酸化物の酸素と反応して酸化還元するトポタクティック反応で充放電します。
今回メカニカルミリングでナノ化したことがコスト上も優位に働き、反応温度の課題も解決することになりました。
ちなみに充放電曲線には、必ず何度で充放電させたか?温度が記載されています。それだけ温度によって充放電が変わるということで、リチウムイオン電池が暑さ寒さに弱いと言われる由縁です。
先行研究①
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20061106_2/pr20061106_2.html
先行研究②
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2016/161223_1/