同一労働同一賃金の先にあるもの——「非正規」という言葉が一掃される世界
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注目のコメント
正規も非正規もない。
請負った仕事を完了する能力があるかないか。
「同一労働同一賃金」が実行されない限り、生産性にストップがかかったままなのは明らかだと思う。
シンプルなのが1番良い。
そして「同一労働同一賃金」でなければ、どちらサイドもやる気を失っていく人が増えてしまうだろう。
正社員に仕事を教えているのにその方よりも賃金が低い、非正規あるある。
勤務時間外になってから仕事を始める、正社員あるある。
これで生産性の高い仕事をするやる気が継続する訳はない。
「同一労働同一賃金」で困るのは誰?日本以外の普通の国では、フルタイムで無期限で直接雇用なら正社員です。当人のスキルが必要なうちは雇い続けますが、無用になったら貢献に応じた解雇保証金を払って解雇する。働く側も、スキルが生きないところで働けば、スキルが下がって自分の価値が下がりますから、流動的な雇用市場でスキルが生かせる場所を探します。そういう状況なら、働く”型“に関わらず、同一労働同一賃金が成り立ちます。
日本の特殊性は、この3つの条件を揃えて人を雇うと自動的に終身雇用の義務が加わるところにあるのです。だから諸外国の普通の正社員の型で人を雇うことが出来ず、3つの条件をのどれかを外してパートにするか有期にするか派遣にするかとなってくる。
スキルがどうあれ終身仕事を保証する以上、スキルに賃金を払うことは難しく、人に賃金が張り付くことになる。ジョブ型正社員と呼ぶ働き方が出て来ましたが、正社員は終身雇用という規制の枠組みに縛られて、諸外国の普通の正社員とは異なります。
記事の内容は概ねその通りと納得です。非正規という言葉を使うとき、外国の普通の正社員の働き方とスキルに応じた賃金が、日本では非正規と見做されることを承知しておくべきかと思います。日本の正社員が諸外国の正社員と同じになれば、正規・非正規の格差は自ずと消えていく筈です。異論あるでしょうが、『正規という言葉が一掃される』の方が今後の実態を表してると思います。
イベントごとにスタッフを集める、そんな会社が増えるでしょうし、そもそも会社という形式を取らないところも増えてくるでしょう。
となる事を願いますが。
#同一労働同一賃金