[東京 27日 ロイター] - JFEスチールは27日、国内生産体制を高炉8基体制から7基体制に変更する構造改革を発表した。東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の高炉1基を休止する。米中貿易摩擦で製造業中心に鉄鋼需要が低迷しており、競争力強化に向けた国内の生産体制最適化が狙い。

高炉休止は23年度をめどに実施する。また、東日本製鉄所の薄板生産は一部を除き千葉地区に集約する。

高炉休止などの構造改革に伴い、JFEホールディングス<5411.T>として、20年3月期に2200億円程度の減損損失を計上する。

20年3月期の当期損益予想は従来の130億円の黒字から1900億円の赤字に修正した。

*内容を追加しました。