[25日 ロイター] - 米半導体大手マイクロン・テクノロジー<MU.O>は25日、第3・四半期(3─5月)の売上高について、アナリスト予想を上回る見通しを示した。データセンター向けの需要の急拡大で、供給不足に陥る可能性があると指摘した。

メロートラ最高経営責任者(CEO)は決算発表後のアナリストとの会見で、在宅勤務やオンライン学習を支援するノート型パソコンの需要が拡大していると語った。新型コロナウイルスの感染を封じ込めるため、世界各国の政府は、出勤禁止や休校などの移動規制をとっている。

CEOは、ゲームや電子商取引の利用急増や、在宅勤務の拡大を背景に、中国のデータセンター事業が押し上げられていると述べた。

スマートフォンからデータセンターに供給を移しているが、需要増により供給が不足する可能性もあるとした。

第3・四半期の売上高は46億─52億ドルになると予想した。中央値でみると、アナリスト予想の48億7000万ドルを上回った。