[ブラティスラバ 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は24日、ECBが将来的に上場投資信託(ETF)を資産買い入れの対象に含める可能性について排除しない考えを示した。

総裁は会見で「ETFの購入は非常に技術的な問題で、専門家らが検討を重ねている。将来の可能性を排除しないが、この件についてはまだ何も決まっていない」と述べた。

ETFを巡っては連邦準備理事会(FRB)が23日、無制限の量的緩和(QE)方針を打ち出すとともに、国債や住宅ローン担保証券(MBS)に加え、投資適格級の社債ETFの買い取りを発表。日銀はすでにETFの買い取りを継続しており、今月に入りETFの買い入れ額を倍増した。