PayPayモールとYahoo!ショッピングの送料が6月30日から一部店舗で実質無料に
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PayPayモールとYahoo!ショッピングで送料相当分をポイント還元。対象はヤマトのフルフィルを利用する店舗。
どれだけの店舗がヤマトのフルフィルを使うのだろうか。Yahoo!のキャンペーンもいつまでも続くわけではないだろうし、すでに受注件数が多い店舗は、ヤマトのフルフィルに相当な経済メリットがないと、切り替えに踏み切れないと思う。
ちなみに、これを受けて楽天がどうするかというよりも、どちらかというと、これが楽天の物流施策に対するYahoo!のアンサーのように思う。物流への本格参入は様子見ということかと。
ECプラットフォーム3社の物流事業の概要
■Fulfillment by Amazon
・サービス内容：受注処理、入荷・入庫・保管・出荷
・配送業者（メイン）：デリバリープロバイダ
・店舗の業務：商品登録・入荷連絡
・料金：配送料 499円＋保管料0.5円/月（100サイズ）
・ユーザ特典：Prime会員送料無料
■楽天スーパーロジスティクス
・サービス内容：入荷・入庫・保管・出荷
・配送業者（メイン）：楽天エクスプレス
・店舗の業務：商品登録・受注処理・入荷連絡・出荷連絡
・料金：配送料 380円＋出荷作業 80円×個数＋保管料7.5円/月（100サイズ）
・ユーザ特典：店舗による
・備考：3,980円以上送料無料の対象注文は店舗に250円支援金（4月〜6月）
■ヤマト×Yahoo!
・サービス内容：受注処理、入荷・入庫・保管・出荷
・配送業者（メイン）：ヤマト
・店舗の業務：商品登録・入荷連絡
・料金：要見積もり
・ユーザ特典：送料相当分ポイント還元（6月〜12月）
ちなみに、楽天の送料無料ライン統一化の記事にて、送料が配送元や配送先によってちがうことを指摘する方も多かったが、少なくともAmazonや楽天の物流を使えば全国一律料金。ただ、ヤマト×Yahoo!の物流はヤマトが配送するため、全国一律料金は厳しそうな気もする。ちゃんと実質無料って書いてるよね。これでいよいよ楽天の存在意義よどうするんだろもうショッピングモールとしてのブランド価値はアパレル以外にないんじゃないだろうかそれもZOZOを吸収したyahooに置いてけぼりにされるんだろう。実質的にAmazonヨドバシyahooという構造になっていくんだろう。その他専門ECが存在感を残すんだろう。
