[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、適切な時期にサウジアラビアとロシアの石油価格戦争に介入すると表明した。安価なガソリンは石油業界を圧迫する一方、国民には良いことだとも述べた。

トランプ氏は記者団に対し「(石油価格戦争については)妥協点のようなものを探ろうとしている」とした上で「ロシアは石油が経済全般の基礎になっており、石油が最安値を付ければロシアに壊滅的な打撃を及ぼしかねない。同様に原油安はサウジにとっても良いことではない。両国は価格や生産を巡って争っており、適切な時期に関与するつもりだ」と語った。