[サンフランシスコ 18日 ロイター] - JPモルガンは18日、米経済成長率は第1・四半期はマイナス4%、第2・四半期はマイナス14%になり、2020年通年ではマイナス1.5%となる恐れがあるとの見方を示した。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を踏まえた見通しとしては最も先行きが暗いものの1つとなる。

JPモルガンの首席エコノミスト、マイケル・フェローリ氏は、米国の失業率は年央までに6.25%に上昇すると予想。その後は経済成長率がプラスに転じるとみられるため、年末までに5.25%近辺に戻すとの見方を示した。

こうした予測は、連邦準備理事会(FRB)が景気支援に向け「創造的な」対策を導入し続け、トランプ政権と議会が確約した通りに1兆ドルの景気支援策を実施するとの仮定に基づいているとした。