[北京 17日 ロイター] - 中国の銀行部門の不良債権比率が2月末に2.08%となり、前月末から0.05%ポイント上昇した。国営の中国証券報が17日、中国銀行保険監督管理委員会のデータを報じた。

2月末の銀行部門の不良債権残高は3兆3000億元(4700億ドル)。

不良債権になるリスクのある融資残高は5兆8000億元で、1月から増加した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で返済期限が過ぎた住宅ローンや消費者ローンが増えたという。