[ブリュッセル 16日 ロイター] - ユーロ圏財務相(ユーログループ)は16日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて欧州連合(EU)加盟国がこれまで打ち出した景気対策は、平均で国内総生産(GDP)の約1%に上ったと明らかにし、必要ならば追加策を講じると表明した。

ビデオ会議後に出した声明によると、EU加盟国がこれまで決定した公的信用保証や納税延期などの流動性措置はGDPの少なくとも10%に相当するという。

「これらの比率は今後、一段と高まる可能性がある」とした。

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