[ワシントン 10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長やムニューシン財務長官など米金融規制当局の高官らが10日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた金融市場の耐性について協議した。米財務省が発表した。

大統領直属の金融市場作業部会が予定外に招集され、新型コロナの感染拡大に伴う市場の混乱を中心に協議したという。財務省によると、金融安定監督評議会(FSOC)も23日に公開会議を開催し、同様の問題について協議するという。

協議には米証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長やその他当局の幹部も参加した。

新型ウイルスによる世界的なリセッション懸念への対応強化の一環。議員とトランプ大統領もその他に考えられる政策対応について協議を行った。

ホワイトハウスは11日にゴールドマン・サックス<GS.N>、ウェルズファーゴ<WFC.N>、JPモルガン<JPM.N>などウォール街の幹部と会談し、金融の混乱回避への対策を協議する予定。

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